無垢材は反るのか?

 

無垢材が反る理由

木は木に含まれている水分量を周りの空気の水分量に合わせようとする性質があります。

周りの空気が乾燥している場合は木の内部にある水分を放出し、湿度が高い場合は吸収しようとします。

これを木の調湿機能と言います。この働きにより木の内部の体積が変動することが、無垢材が反る原因となっています。

また木材は乾燥する際に長さ方向にはほとんど縮まず、横方向にたくさん縮む特性があります。

これも無垢材の反りや割れの原因です。

 

無垢材は反るのか?

無垢材の調湿機能をなくすことはできません。そして、日本の気候は夏は高温多湿、冬は乾燥するのが特徵であります。

また木それぞれが元から持っている性質や使用される環境(エアコンや日当たり、風通しなど)が影響するので、

丁寧に乾燥させ水分を抜いたものであっても伸縮する可能性はあります。

そのため無垢材である以上「絶対に反らない」と言い切ることはできません。そしてまた必ず「反る」とも言い切れません。

 

反りを起こりにくくする工夫とは

【仕様】

無垢材の反り防止の方法には大きく分けて3つの方法があります。

①   天板に角材を取り付ける

②   幕板に天板をとりつける

③   箱状の台に天板を取り付ける

※しかし、木材の自然な動きを妨げ、無理やり膨張や収縮を止めようとすると割れの原因にもなります。
そのため私たちは木が膨張・収縮した際に自然な動きができるように、テーブルの裏に溝を彫り遊びの部分を作って、
反りを予防しています。またデザインによっては①の方法を用いて反り予防をしております。

 

【塗装】

ウレタン塗装は塗膜ができているため、オイル塗装に比べ反りにくいです。

 

【環境面】

一年を通じて湿度45〜70%の環境にあると反りが起こりにくいと言われています。加湿器・除湿機での湿度の調整で予防できます。

 

 

しかし、いくつもの工夫をしたとしても無垢材が反る可能性がゼロになることはなく、保証をすることができません。

反りも無垢材の特性としてご理解いただき、湿度が大きく変化しにくい環境でお使いいただければと思います。