オイル塗装とは


オイル塗装は天然由来の乾性油を無垢材の内部に染み込ませ、塗膜を作らず表面をコーティングして仕上げる方法です。

乾性油とは空気中に放っておくと自然に乾燥するオイルのことで、荏胡麻油や亜麻仁油、蜜蝋などが使われます。

無垢材の種類や仕上げの雰囲気によってオイルをブレンドして使用することもあり、

メーカーによって成分が異なるので確認が必要です。

 

長所

仕上がりはマットで木目を際立たせた無垢材の自然な凹凸がはっきりと出るので、

素材感が生きたナチュラルな風合いになります。塗膜コーティングを形成していないため無垢材の調湿機能が保たれます。

キズや汚れが付いた場合、小さなものであればご自宅でヤスリ等を使って直すことができます。

また専門の業者に頼んで表面を削り、新品同様に修理することもできるのがオイル塗装の特徵です。

汚れやシミも含め、使い込むほどに無垢材の味わいが増していくのが最大の魅力です。

 

 

短所:

無垢材の調湿機能が保たれる反面、乾燥や湿度の影響を受け伸縮します。

直射日光、エアコン、ストーブ等による急激な乾燥で、反りや暴れ、割れなどが起こることがあります。

オイル塗装は塗膜コーティングがないので、水分や熱に弱く、放置しておくとシミや汚れになりやすいです。

オイルは蒸発して表面が徐々に乾いていくので、数ヶ月にご自身でのメンテナンスが必要です。