チーク無垢材とは

 

【主な生産地】

インドネシア・ミャンマー・タイなど乾季と雨季のある湿潤な季節風熱帯地域が産地の、クマツヅラ科の落葉高木です。

これらの国では2000年以上前から使用されていたという記録も残っており、

現在でも古い寺院や歴史的な建造物から当時のチーク材の姿を見ることができます。

 

【木の色味・経年変化】

辺材の色は淡黄褐色で、心材は暗金褐色。

空気に触れていくことで黒い木目を作っている樹脂が抜けていき、金褐色へと鮮やかに変化していきます。

使い込むほどに空間に馴染み、落ち着いた高級感が増していき、

その美しさからオリエント急行や豪華客船クイーンエリザベス2号の内装にも使われました。

 

【その他特徵】

チークの多くは樹高9~11m、直径は1~1.5mほどの小ぶりな木ですが、

強い耐久性と美しい木目から世界的に高い評価を受けており、

マホガニー・ウォルナットと共に世界三大名木に選ばれています。

優れた耐久性の秘密は、その木材の中に含まれている良質の油、木製タールにあります。

この成分により塗装などしなくても摩擦に強く、時間がたっても材質が変わりません。

また肌触りが滑らかで、酸化・腐食や水にも強いため、19〜20世紀にヨーロッパ各国の植民地争いが激しかった時代に、

優れた造船木材として瞬く間に世界中に広がりました。

しかし現在では自然保護のためほとんどの地域で伐採が禁止されており、

輸入も規制され非常に手に入りにくい無垢材となっております。

古い材木ほど水分が向け、安定性・耐久性共に高く、

チーク材でできたヨーロッパアンティーク家具は非常に高級なものとされています。