ベトナムで無垢材のテーブルを作る理由

 

私たちがベトナムに生産拠点を移したのは、無垢材の良質な家具、テーブルをお手ごろな価格で提供したかったからです。

日本の価格が高ければ、コストを下げればいい。

良い家具を誰でも買える価格にしよう。というのが始まり。

 

拠点場所としては、賃金上昇で中国製品の価格が上がる中、

アジアの中でもベトナム製の商品は低価格で高品質だということに注目しました。

最近ではベトナムにある私たちの工場のご近所にも、価格競争力を生かして、欧米資本の工場がたくさん進出していて、

この点もベトナム製の商品のレベルが急上昇している要因です。

 

無垢材の家具、特にテーブルは完成までにたくさんの工程を経て出来上がります。

じっくりと乾燥させて材の水分を抜いたあと、組み立ての際には節を活かすため、丁寧にパテ埋めをしたり、

見た目のバランスを考えて、材の大きさだけでなく並べたときの節の数を調整します。

一切節のない高級な材を使うよりも、よりいっそう手間がかかるのです。

(これも節あり無垢材の家具の流通が少ない理由の一つ)

 

そこでかかるコストを抑えられずに、安価な人工素材で作った家具、

人の手を入れずに機械で量産した家具がたくさん市場には出回っています。

しかし無垢材の節の出方や木目の力強さには、本物の木の存在感があります。

私たちはこの無垢材の良さを最大限に生かして伝えていきたいと思っています。

そのため美しいラインを出す技術や、より自然な色、質感を表現する塗装の工程など、

一つ一つに人の手がかかる手作業が必要な工程を時間をかけて丁寧にできることが、

ベトナムを生産拠点とする最大の理由です。

 

品質には一切妥協をせず、生産コストを抑えるためには、

ベトナム人の手先の器用さと勤勉な労働力が大きな力となっています。